エスエスシー株式会社の取り扱う赤外線サーモパイルセンサーと応用品は様々なアプリケーションに使用することが出来ます。
主なアプリケーションである「非接触温度測定」、「熱画像(サーモグラフィ)」、「ガス検知(濃度測定)」の3つをご紹介します。
非接触温度測定
サーモパイルセンサーとサーモパイルアレイセンサーは、非接触温度測定に適しています。
一般的な利用例では産業プロセスでの温度制御、人の耳穴や額での検温が挙げられます。
また、ハイマンセンサー社のサーモパイルセンサーは熱時定数が小さいため応答性が良く、迅速な測定が可能です。
サーモパイルは DC で動作させることができ、外部シャッター機構で定期的にリフレッシュする必要もありません。
熱画像(サーモグラフィ)
サーモパイルアレイセンサーは内蔵された複数のサーモパイル素子により熱画像を生成することができます。
8×8、16×16ピクセルの低画素タイプから32×32、80×64、120×84の中~高画素なタイプも提供しております。
お客様の用途に合わせて解像度を選択可能で、選択に関するフォローも弊社がさせていただきます。
広いエリアの温度分布を知ることが出来るため「異常発熱の検知」や、
昨今ではサーモパイルアレイセンサーを「人検知」に利用する事例も増えてきています。
ガス検知(濃度測定)
サーモパイルセンサーを使用して、非分散型赤外線(NDIR)方式に基づくガス検知(濃度測定)をおこなうことが出来ます。
赤外線光源とサーモパイルセンサーの組み合わせで検知出来ますが、
サーモパイルの複数利用や複数窓のサーモパイル(マルチチャンネルタイプ)を利用することで、
赤外線光源の経時ドリフトを排除し精度を向上させる方法をがよく採用されます。
引用元:https://www.heimannsensor.com/applications