※スマート保安プロモーション委員会とは
経済産業省は、令和2年度よりスマート保安官民協議会を設置することで、
官・民連携して、スマート保安技術の的確な導入促進を行うための取組を進めています。
電気保安分野では、スマート保安官民協議会電力安全部会において、
スマート保安技術の妥当性確認等を行う仕組みが必要とされ、
「スマート保安プロモーション委員会」を設置することとなり、NITEはこの事務局を担っています。
‘ピックアップニュース’
経産省の推進する「スマート保安技術カタログ」に、SSCのサーマルウォッチャーが掲載
電気保安のスマート化を推進しているNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)の、
スマート保安技術カタログへ、要素技術としてSSC製品のThermal Watcherが掲載されました。
(要素2024 00011-01 サーモパイルアレイセンサーによる発熱監視システム)
NITEではスマート保安プロモーション委員会(※)の事務局を担っており、
電気設備の新たなスマート保安技術をまとめた「スマート保安技術カタログ」を公開しています。
Thermal Watcher:https://www.ssc-inc.jp/catalog/lp/thermal-watcher/
【採用事例】移動式双腕ロボットに、サーモカメラモジュールを採用いただきました
株式会社シリックス様の移動式双腕ロボット「SRX-01」に、サーモカメラモジュールSSV80x64を採用いただきました。
動画
【FA道一貫】移動式双腕ロボット(SRX-01)のご紹介
“SRX-01”は今まで移動式の単腕垂直多関節ロボットで
難しかったタクト確保や作業を実現できる可能性があるロボットです。
今の日本は、労働人口の減少や労働時間の制約で製造側も大きく変革を求められている時代です。
“SRX-01”は今の時代にあった生産ソリューションを提供できる可能性があります。
<特徴>
◆3.5m × 2mの範囲(電源有線)を自由に移動
◆ランドマーク(シール)による位置補正
◆表示灯/ボタンランプの状態を読み取り、自ら設備のボタンを操作
◆サーモカメラによるワークの温度状態確認
SRX-01についてはコチラ:https://www.serix.co.jp/service/Unmanned_operation.html
サーモカメラモジュール:https://www.ssc-inc.jp/ssv-series/
温度監視の導入負担を軽減する 【温度異常監視ユニット】開発
非接触温度センサーの製造販売をおこなうエスエスシー株式会社は、【温度異常監視ユニット Thermal Watcher(仮)】の開発に着手しました。
【開発の経緯】
本製品は、制御盤内の端子ゆるみによる異常発熱を検知し火災や事故を未然に防ぐためのユニットを低コストで導入したいという顧客ニーズから開発に着手しました。
また本製品は、広いエリアの温度監視を手軽に導入できることから、制御盤での使用に限らず様々な用途で使用いただける製品を目指しています。
エスエスシー株式会社は、本製品の開発によりユーザーにかかる非接触温度センサーの導入負担を減らし、温度監視に関する様々な問題解決を実現できると考えています。
【本製品の特徴】
本製品は、センサーとコントローラに分かれており、広いエリアの温度計測と異常監視を同時におこなう非接触型の温度監視ユニットです。
センサーは、サーモパイルアレイセンサーを使用しており、視野内(縦横90度)を 32×32分割した温度情報が出力されコントローラに送られます。また、筐体に搭載のマグネットにより簡単に設置が可能です。
コントローラは、1台に複数のセンサーが接続可能で、各センサーの最高温度が設定した閾値を越えていないかを判断し、異常時にはアラーム出力します。また、各センサーの温度情報はModbus RTU通信で出力され、PLCやPC等の上位機器との接続も考慮されています。
【今後の展開】
本製品は、2024年夏の販売開始に向けてユーザーのニーズを取り入れながら開発を進めます。また、より多くのアプリケーションに応じるために、親和性の高い周辺機器の選定も開発と同時におこなっていきます。
【製品概要】
製品名:温度異常監視ユニット Thermal Watcher
型 番:センサー SSW32-01、コントローラ SRW-100
価 格:オープン価格
発売日:2024年夏を予定
※製品概要は開発途中の内容であり変更される可能性があります。
<特設ページ>
https://www.ssc-inc.jp/catalog/lp/thermal-watcher/
【本件に関するお問い合わせ】
会社名:エスエスシー株式会社
担当者:営業部 渡辺
TEL:0594-33-3080
FAX:0594-33-3081
URL:https://www.ssc-inc.jp
E-Mail:info@ssc-inc.jp
<PDF版>
【IoT事例】サーモカメラモジュールでの温度監視
FAシステムの設計・開発事業をおこなっている株式会社シリックス様が、サーモパイルアレイセンサーを使用した弊社製品「サーモカメラモジュールSSV80x64」を利用したIoTソリューションを構築されましたのでご紹介いたします。
熱画像表示、ホットスポット表示、温度異常設定等が可能となっており、FA制御盤の予知保全を想定されています。
これらデータはブラウザ上に表示され、設定変更も簡単におこなうことが出来ます。
シリックス様ページ:http://www.serix.co.jp/rd/ssv.html
SSV紹介ページ:https://www.ssc-inc.jp/ssv-series/
【新製品】SSVシリーズ発売のお知らせ
SSCは10月からアレイセンサー型の温度計モジュール「SSVシリーズ」を発売しています。
温度換算された値が出力され、小型のため汎用性が高いことが特徴です。
お客様の要望に合わせたカスタム品やOEMも承っておりますので、ぜひお問い合わせください。
ハイマンセンサーより高解像度サーモパイルアレイセンサーのアプリケーションセットが届きました
ドイツのハイマンセンサー社より、昨年発表されていた高解像度サーモパイルアレイセンサーのアプリケーションセットがSSCに届きました。
従来の同社製品の最大素子数は80×64でしたが今回弊社に届いた製品は120×84素子あり、より解像度の高い熱画像を出力することが出来るようになりました。また、30Hz以上のフレームレートを可能にする高速データ伝送用の6ピンSPIインターフェースを備えています。
ハイマンセンサー社は、人の検出と熱画像処理のための赤外線サーモパイルアレイの世界的なテクノロジーリーダーです。サーモパイルアレイは、シャッターや外部冷却なしで使用できるため、低電力・低メンテナンス・低コストを実現しています。また、小型から中型、大型のアレイまであらゆる種類のサーモパイルアレイを提供しています。
SSC株式会社は日本唯一のハイマンセンサー社代理店です。興味をお持ちの方、サンプル等をお求めの方のお問い合わせをお待ちしております。
配管温度計の開発
配管を流れる流体の温度計測用に新しい温度計を開発致しました。
弊社の非接触温度計の技術を生かした、高速反応、温度計の劣化が無い構造となっています。
配管には継手を使用して専用の計測ブロックと接続し、ブロック内を流れる流体を非接触温度計が窓越しに流体の温度を計測します。
開発製品のサンプル出荷対応を2021年2月より開始いたしております。
参考資料: TEL-NSPXE-FS103-AA
新製品 デジタル検温モニター「測太郎Ⅱ(SSM-200X)」販売開始
弊社では据え置き型放射温度計「測太郎」を4月に開発し5月から販売しておりました。
これまでにユーザー様やお問合せから頂いたたくさんのご要望を受け、
新たに「検温」機能を搭載したデジタル検温モニター「測太郎Ⅱ」が完成致しました。
ご好評頂いております大きな温度表示画面や弊社オリジナルの非接触温度センサーはそのまま引き継ぎ、
設定温度値を超えると点灯する発光ダイオードや遠隔で監視出来るオプションのタブレット端末も使用可能です。
測太郎Ⅱには下記の新たな機能が搭載されます。
①弊社の独自アルゴリズムを搭載した「検温モード」を追加
②電源はこれまでの専用ACアダプタでの動作に加え、モバイルバッテリー用の専用ケーブルを付属
(お客様のご用途に合った容量のモバイルバッテリーを準備頂く事で、どこでも使用が可能となります。)
③検温時に動作が安定するよう変動を最小限に抑えるアルゴリズムを採用
④検温時以外の環境で待機状態になる省エネ動作を実現
また、測太郎Ⅱは現在、お客様のご要望にお応えする為に十分な生産体制を構築しております。
これまで同様の直接販売に加えて、ネット通販大手のAmazonでの販売も進めておりますので、
日本全国のお客様からのご用命をお待ち致しております。
測太郎Ⅱは2020年9月21日から順次発売開始
新製品 据え置き型放射温度計「測太郎」
弊社では据え置き型放射温度計「測太郎」を開発致しました。
大きな温度表示画面と弊社の非接触温度センサーを組込んだ製品となります。
放射温度計は測定対象の表面から放射される赤外線エネルギーを検知し、
表面温度を非接触で測定する仕組みです。
測定温度範囲は15℃~65℃で、設定温度値を超えると発光ダイオード(赤色LED)が点灯し警告します。
事務所や受付カウンターに設置できるスタンドタイプで設置スペースは幅30cm x 奥行き18cm x 高さ40cm。
オプションの専用タブレット端末を使えば、近距離無線通信「Bluetooth」による温度の監視管理も可能。
発売は2020年5月12日から順次開始